2007/03/26

コドモを連れてコンサート

別に、特に教え込んだわけではないのだけれども、ウチのコドモは音楽がやたらと好き。

TV でライヴやらコンサートやらの映像が出てくると、ひたすら見入るし、曲が終わったら(どこで覚えたんだか)しっかりと拍手までする。

もちろん、"この番組" は毎日のように観ているし(てゆーか、観られないと機嫌が悪い…)、どうやらクラシック系が大のお気に入りらしい。少なくとも Jazz ばっかり聴いてた父親(もといワタシ)の影響は、あんまり無いかと…(笑)。どちらかというと、家人の趣味だろうねぇ…。

というわけで、週末はコドモを連れてコンサートへ出かける。ほとんど全てのライヴやらコンサートは、基本的に未就学児童は NG なわけだけれども、ちゃぁんと、こういうのもあるわけで。

"Concert for KIDS ~ 0才からのクラシック ~"

今回が2回目。前回は(ちょうど "旬" だったし)モーツァルトばっかり演るコンサートだったけれども、今回は違ってた。

結構な人気で、チケットがとりづらかっただけあって、会場は満員。もちろん、その約半数はコドモ(それも0~3歳児)。

内容的には、そこそこといったところか…。Vn の音色があまりよろしくなく(同じステージにいた Cello が、いい音出していただけに、結構目立った)、家人的には少々不満だったらしい。

ウチのコドモも、なぜか今回に限っては、拍手したりすることも無く、あまりお気に召さなかったようで…(笑)。

※ちなみに、日曜日の夜にTV で "N響" を聴かせたところ、大いに喜んでた…。

どうやら、かなり音に関する好みも激しく、また厳しいようで。

次回は6月らしいけれども、クオリティ的にどうかな…、ちょっと考えよう。

なお 9月には、が出演する "0才からのタンゴ" のコンサートがあるらしい。コレは連れて行こうと考えていたりする親バカな私。

| | コメント (28) | トラックバック (2)

2007/03/19

懐かしいという感覚が頻繁に訪れる日々

あ…、およそ1ヶ月のブランク。その間、別に何をしていたというわけではないのだけれども。

ある時は仕事をしていて、ある時はコドモと遊んで(遊ばれて)いて、ちょっとだけ楽器も取り出し、淡々としたようで、実はそうでもなかったかも知れない1ヶ月。

というわけで、ちょっとしたお休み期間から脱して、久々に追憶する200X年。

ここのところ、どういった偶然か、頻繁に "懐かしい" と感じる出来事に遭遇する。

デスクでいつもどおり(追われながら)シゴトをしていると、私を呼ぶ声。ふと眼をやると、見たことのある顔。一瞬思い出すのに時間がかかったけれども、それは高校時代の後輩。突然同じ企業に身を置くことになったというのは、以前のエントリーで書いたのだけれども、彼が打ち合わせのついでに、私のデスクまで訪ねてきた。トータルで結局15年ばかりUSに住んでいたらしいけれども、彼は全然変わっていなかった。

「また近日呑みにでも…」ということで、しばしの再会を喜ぶ。

そういえば、久しぶりに楽器を手にしたんだっけ。ふと思い立って "中延某所" に楽器手にして向かったのを思い出した。

演奏しているメンバーはもちろん、演った曲、そして、あの空間。何よりも、手に伝わってくる楽器の感覚自体が、やたらと懐かしいものに思えてくる。そういえば、今年に入って、楽器を触ったのは、まだ3回目。ウデの衰えは、もはや食い止めようも無いような気がするのだけれども、まだ誤魔化しつつやっていけるかな…。

そうそう、懐かしいと言えば、テレビで懐かしい顔を3人ほど。

休日の朝に、コドモと戯れながら、ぼんやりとテレビをつけていたら、ふと飛び込んできた懐かしい顔

彼は変わらず元気そうだった。そういえば、最後に彼と演ったのは、もうずいぶん前のコトなんだ…。今でも変わらない彼の物腰。これからもっともっとブレイクしてほしいなと思った休日の朝。

やはり週末。今度はもっと懐かしい顔だった。彼といつも一緒に演奏活動をしていたのは、もう10年くらい前…。当時から彼は "一味違う" 何かを持っていたような気がする。結局、ある日袂を分かち、彼はそのまま日本のJazzシーンをどんどん駆け上がり、自分は試行錯誤を繰り返しながら、自分の音楽を探しに行ってしまった。

機会があったら、もう一度一緒に音を出してみたいな、と思いつつも、"もう、住んでいる世界が色々な意味で違うんだよな…" という思いもあったりして。

彼にも、どんどん頑張っていってほしいな。自分の世代の代表みたいなもんだから。

しかし…、彼を久しぶりに観た番組が、かつて自分の家人が大いにシゴトで関わっていた番組だというのも、何かの因縁か…。

同じく週末。天気がいい朝、コドモを連れて外出。チャイルドシートに座らせたコドモを時折あやしながら、親子二人でドライヴ。何気なく流していたラジオから、昔聴きなれたサウンドが。

「まさか…」と思いながら聴いていたギターとアルトサックス。やはり彼らだった(その "彼ら" は、ページ中段あたりに)。

日本の Jazz シーンをどんどん駆け上がっていってしまった彼と一緒に、よく演ったコトがあったっけ。やはり、強烈な個性と技術で、非常に目立っていたのをよく覚えている。ギタリストの彼とは、何度か同じステージに立ったくらいのコトしかないけれども、サックス奏者の彼は、以前よく路上で一緒に演っていたりと、思い出も多い。

何よりも、自分が引退(というか、ほとんど "失踪" に近いもんだったりもするけれども)した後、その後のシゴトはほとんど彼がやっていたりするし…。

そういえば、まだ懐かしい顔を見かけたんだっけ。やはりぼんやりとテレビをつけていた時、ふと大学時代の友人の顔を見かける。彼もどんどん名を上げ、すっかり有名になってしまって…。日本に帰国して早々、大学に通い始めたばかりのころ。彼と机を並べて、一緒に中国語を勉強していたのは、もはや遠い昔か…。

なんだか、やたらと懐かしい顔を見かけた日々。彼らに幸あれ…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/02/20

衰えは激しく

先日、久々にSessionに顔を出す。
考えてみれば、今年に入って楽器を触ったのって、これが初めてか…。いや、年明け早々ひょんなきっかけで演奏するコトになったので、2度目か…。いずれにせよ、久々に楽器を触ったわけで。

で、Sessionなわけだけれども、思い返してみると、ドラムがいて、ベースがいて、ギター (and/or) キーボードがいて…、という編成なんて、最後に演ったのはどのくらい前か…。

考えてみれば完全に引退してからというもの、久しくドラムと一緒に演ったコトなんてなかったような…。

そんな状態でSessionに顔を出したわけだけれども、この日は "ツイン ドラム" (爆)。自分の左後ろと、右前にそれぞれドラムがいるという、かなりへヴィな編成。
「しばらく音を出してれば、どーにかなるだろう…」と考えていた自分が甘かった (笑)。

とにかくついていくのに一苦労…。自分の出す音出す音が、ことごとく2台のドラムの大音量にかき消されてしまうんだから…(汗)。
以前6張の和太鼓を相手に、生音でブイブイいわせていた面影はどこへやら…。ただただなす術もなくヘトヘトに (笑)。

10年以上も前から自分の演奏を聴いてくれている店のマスター曰く「落ちたなぁ… (笑)」と。

要は、「頭の中で瞬間的に構成されるフレーズに対して、身体(体力)がついていかず、途中で終わっちゃう」という感じだそうで…。

あ、やっぱりよくわかってる… (笑)。自分も、吹いている間中、ずっとそう思っていたし。

考えてみれば、もはや "講師活動" すらやめてしまったので、平気で何ヶ月もブランクが空いてしまうような生活している自分。そりゃぁ、衰えてもしょうがないか… (笑)。

というわけで、そろそろ真剣に "体力に合わせた演奏" をしようかと考えていたりする今日この頃。

なんだかちょっとさびしいけれど。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007/02/08

待ってたぜっ、Billy !!

Columbia Records が出している、Billy Joel のメールマガジンが、久々に届いた。

"All My Life" Premieres Today On People.com

Beginning today, "All My Life", Billy Joel's first new release in over 13 years, will premiere exclusively on People.com.

Written as an anniversary present from Billy to his wife, Katie Lee Joel, the romantic "All My Life" will be available from now until Valentine's Day (February 7 - February 14), where you can listen to the song and incorporate it into an e-card for your special someone.

"All My Life" will also be available on iTunes beginning Feb 20.

おぉっ、13年振りの新曲じゃんっ! 嗚呼…、どれだけ待ったコトか…。

iTune Store で2/20 にリリースされるのに先行して、今日から Valentine's Day まで、1週間だけ、 People.com で聴けちゃうそうで…。

しかも丸々1曲全部聴けちゃう(!)。さらに、独占インタビュー記事もあったりするので、ファンは必読&必聴でしょう。

ちなみに、この新曲。奥さんの Katie Lee Joel に捧げたモノだとか。しかし…、奥さん25歳か…。若いなぁ…。

同じく(当時)奥さんに捧げた曲といえば、代表曲の "Just The Way You Are" があるけれど、そっちとの比較はしない方向で(笑)。

いやぁ、でもうれしいねぇ…。待ってたぜっ、Billy !!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/01/29

SONNY, PLEASE

というわけで、今回はSonny Rollinsのアルバムのハナシ。一昨年の11月、忘れもしない "最後の来日公演"(出張でUSに行ってて、結局行けず…) のあとも、精力的に活動を行っている、御大 Sonny Rollins。今年は正月早々、久々のニューアルバムをリリースするなど、未だ元気(だったら、もう一回来日公演すりゃぁいいのに…)。

おおむね、色々なトコロでポジティヴな評価をされているので、ファンとしてはぜひとも聴いてみたく、とりあえず買ってみた。

Sonny, Please

ポジティヴな評価が多い中(実際、Grammyの "Best Jazz Instrumental Album, Individual or Group" にもノミネートされてたりするし)、あえて今回は辛口なコメントを残してみる…。

何よりも目立ったのが、彼の音。「えっ、こんな感じの音だったっけ?」というのが率直な感想。嗚呼、何だか音にパワーが無くなってしまっているような感じが…。

昔の、聴くだけでカタルシスを覚えるような、あの太くて "ゴリゴリっ" としたパワフルな音の面影がまるで無いような気がする。

開きが大き目のマウスピースに、薄~いリードを当てて、とりあえず音量だけは出るような(でも、音自体はやせちゃうけど)セッティングで、無理して吹いているような、そんな音。なんか、聴いてて耳に(悪い意味で)キツく突き刺さっちゃうような、そんな感じ。

あと、テーマやソロのフレーズにもちょっとがっかり…。てゆーか、Sonny Rollinsって、こんなに "たどたどしく歌う" ような吹き方したっけか?

そんなこんなで、ちょっと失望…。

高校生の頃、初めて名作 "Saxophone Colossus" を聴いた時のような、あの興奮は、少なくとも、このアルバムには無いなぁ…。

まぁ、それはそれでしょうがないのか。これは、"アルバムが出ているコト自体がすごい" というような評価をしなくちゃいけないのかなぁ…。

嗚呼、Sonny, please...

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/01/23

どちらの言い分もわからんわけではないが…。

音楽というモノに、何らかのカタチで関わってきていたわりに、書いていなかったテーマではあったのだけれども…。いや、あえて書かなかったという方が正しいかな?

どちらの言い分も、よくわかるし、コレに関してはある意味複雑過ぎて、コメントのしようがなかったから。

というわけで、こんなハナシ。

ビートルズ生演奏で著作権軽視、バー経営者に有罪

 「ビートルズも弾いてよ」。客のリクエストに軽い気持ちで応じ、ビートルズやビリー・ジョエルなどの曲も披露するようになったが、当時は違法演奏と思っていなかった。

確かに、シゴトで演奏してりゃぁ、こういうのって、よくあるコト。色々なリクエストされたっけ…。自分がシゴトしてたトコロは、恐らく(ある意味理不尽だといわれている)上納金をたんまりと納めていたんだろうけれども…。

 ビートルズなどの楽曲の著作権を管理するのは、日本音楽著作権協会(JASRAC)。85年10月、店を訪れた協会職員が、生演奏には利用許諾契約を結んで使用料を払う必要があると告げたが、豊田被告は「みんなが払っている訳ではないし、お客に頼まれた時に演奏するだけ」と、契約を拒否した。

確かにわからんでもないよねぇ。実際ちゃんとした形でライヴとして演奏があって、そしてお客が×人いて、チャージが××円で…、っていうような状況であればまだしも、この場合、はっきり言って難しい…。

 だが「計算方法が納得できない。負債を抱え、支払いはできない」と拒み、演奏を続けた。

結局、一番の問題でありながらも、未だにハコ側やプレイヤー側での理解を得ておらず、常に争点になってしまっているのは、コレなんだろうねぇ…。自分でも色々と(そりゃぁシゴトだったし)調べたし、勉強もしたけれども、知れば知るほど理不尽な感じがするし。

とはいえ、著作者側の言い分もわからんわけではなく…。

最終的には、こういうコトでアタマを常に悩ませながら "本当に大好きなコト" をやるなんて、自分にはできない、と思ったがゆえに、シゴトで音楽を演るのにイヤ気がさしてしまったわけで…。

どちらの言い分もわからんわけではない分、未だ自分でも "よくわからない問題" としてくすぶり続けていたりする、この問題。

著作権ってなんなんだろう…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/01/17

"彼" に続く若者たち

と書くと、ものすごく大げさではあるのだけれども…。

既に色々なトコロで話題になってはいるけれども、"彼" の訃報以降、数々の映像が YouTube に登場してきているわけで。で、ワタシもシゴトそっちのけ(爆)で色々と観ていたのだけれども、こんな映像を発見。

自分も、高校時代に同じような感じで音楽を演っていたので、ものすごく懐かしくなって…。

central east side jazz band-some skunk funk

高校(アメリカ)のJazzバンドで、"Some Skunk Funk" を演奏している映像。そりゃぁ、内容は稚拙で、アンサンブルなんか全然揃っていなかったりするんだけれども、ついつい最後まで聴いてしまったりして。

思えば、高校時代、こんな感じで毎日毎日学校の授業で、ビッグバンドやってたっけ…。さすがに Some Skunk Funk は演らなくて、Count Basieのレパートリーを結構メインにしていたけれども。

なんか、あの当時は楽器を吹くのが、ホントに楽しかった気がするなぁ…。思えば、あの当時の演奏体験が無かったら、その後毎日のように人前で演奏するようなコトしてなかっただろうに(笑)。

そう考えると、自分のミュージシャン時代って、この映像に出ているような高校生の頃の延長みたいなモノだったような…(爆)。

※だから "オトナ" な演奏ができなかったのか…!

この高校生たちの中から、ひょっとして "未来のMichael Brecker" が誕生するのかもしれない、と思うと、やっぱりアメリカって層が厚いんだねぇ…。

ふと思い出した、自身の高校時代。なんか、"彼" の死によって、また少し "青春の日々" が遠くなっていってしまったような…。

Donald Fagen の "Nightfly" の4曲目、"Maxine" の中でひと際輝く "彼" のソロを聴きつつ…。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/01/16

ホントに「ウソ」だと言ってよ、マイケル…。

彼の死は、あまりにも、あまりにもショックで…。ここのところ涙無くしてテナーの音色を聴けなくなってしまっているのだけれども…。

ひたすら悲しみに打ちひしがれたまま、続報を調べてみる。

マイケル…、あんたはやっぱり、すごいよ…。

Tenor saxophonist Michael Brecker dies at age 57 in New York City

この記事によると、

Though very sick, Brecker managed to record a final album, as yet untitled, that was completed just two weeks ago. Pitt said the musician was very enthusiastic about the final work.

彼は、病の身でありながら、最後のレコーディングを行ったらしい。

さらに、色々と調べてみると、mixi の某コミュニティに、

「回復の見込みなしとわかってから最後のレコーディングをしたそうです。歩くのもやっとの状態なのに吹きはじめるとシャキっとマイケルらしいプレイをしてたそうです。2~3月頃の発売だそうです。」

という記述が残されていた。

すごい、あんたはすごすぎるよ…。

そういえば、まだ病魔に冒されていなかった彼が、BlueNoteで来日公演を行った時のこと。

凄まじい演奏を炸裂させまくったステージが終わって、アンコールに入った時だった。演奏中に、彼のサックスの左手パームキー部分のスプリングが壊れて、一瞬音が出なくなるというアクシデントが発生(要はふさがるべきキーがふさがらなくなってしまったわけで)。

普通のプレイヤーなら、ソコで演奏を止めてしまうんだけれども(てゆーか、ハッキリ言って壊れたら、一番シャレにならんトコロだし)、一瞬考えた彼は、右手でふさがらなくなってしまった左手のパームキーを押さえ、左手一本で超絶的なソロを取って、何食わぬ顔で(最後にちょっとだけ笑みを浮かべながら)最後まで吹き続けてしまった…。

その時、彼の超絶的な技術と共に、そのプロ根性に感動したのを覚えている。

そして、彼の死。

自分の死を覚悟した中、歩くのもやっとの状態で、最後に自分のサウンドを、この世に遺すべく、残された力を振り絞ってレコーディングを行ったマイケル…。

すごいよ、ホントに…。

でも、ホントに「ウソ」だと言ってよ、マイケル…。あなたの死を知った今、どういう気持ちであなたの新作を聴けっていうんだい?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/01/15

「ウソ」だと言ってよ、マイケル…。

享年57歳…。当代随一のテナーサックス奏者であり、あのJohn Coltrane以来のテナー奏法の方向性を完全に決定づけたであろう巨匠 Michael Brecker 死去…。

Branford Marsalis と並んで、自分の "2大アイドル" だった Michael Brecker のあまりにも早過ぎる死(自分の父親よりも若いなんて…)。

何も言えず、ただただ涙は止らず、そしてひたすら、あのテナーサックスを聴きまくった週末…。

合掌…。

| | コメント (1) | トラックバック (2)

2007/01/09

クラシックを聴こうかという今日この頃

いや、別に "遅まきながらドラマに触発されて" とか、そういうのではなくて(笑)。コドモが、"実はJazzよりもクラシックが好きだった" という理由でもない…。

正直、"リラックスして聴けて、かつ楽しめる音楽が無い" というのが最たる理由になるのかな…。かれこれ今まで、リスナーとして、そして演奏者としても音楽に関わってきたのだけれども、一度 "シゴト" にして以来、本当の意味で音楽というものを楽しめなくなってきたような気がずっとしていたわけで。今はもちろんシゴトではないのだけれども、一度 "シゴト" という観点で音楽を聴いてしまうと、どうしても、その聴き方がアタマを離れなくなっていたりもする。街中で、店で、クルマで、自宅で、と色々なトコロで音楽を耳にするのだけれども、基本的に "自分がシゴトとして演奏した経験のある類の音楽" を聴いてしまうと、どうしても過剰に意識が傾いてしまう自分がいるわけで…。

Jazzだったりすると、もう大変で、ちょっとでも耳に聴こえてきたりすると、「××の○○というアルバムの△曲目の□□□という曲で、××のソロが、こんな感じではじまって…」というように、ある意味 "ココロを素の状態にして楽しむには余計過ぎる情報" ばかりがアタマの中を駆け巡ってしまう。

その他のジャンルの音楽でも、同じように感じてしまって、自分が何らかの形で演奏した経験があるモノに関しては、どうしても "素直に聴けない" という結果になってしまう…。

結局、聴いてて疲れちゃうわけで(爆)。

でも、音楽はやっぱり聴きたいと思っていたりもして、"聴きたいんだけれども、聴くと疲れるし…" というジレンマの中で何年も悶々としていた中、ふと "クラシックって疲れないじゃん" というコトを思って…。

考えてみれば、自分では一度も演奏をしたコトが無いし、これまでしっかりと聴きこんだ経験も無いので、すごく新鮮だったわけで。

で、まぁ "コドモも機嫌良くなるし、ちょうどよかろう" と(笑)。

結局は、今でも "演奏に対して未練タラタラな状態" と言ってしまえば、それまでなのだけれども(爆)。

コレで少しは音楽との付き合い方も変わってくるかな…。

あ、でも Jazzや、その他の音楽が嫌いになってしまったわけではないので。念のため(笑)。実際、月末あたりに、ちょっと久々にステージで吹こうか悩んでいたりもするしねぇ…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧