SONNY, PLEASE
というわけで、今回はSonny Rollinsのアルバムのハナシ。一昨年の11月、忘れもしない "最後の来日公演"(出張でUSに行ってて、結局行けず…) のあとも、精力的に活動を行っている、御大 Sonny Rollins。今年は正月早々、久々のニューアルバムをリリースするなど、未だ元気(だったら、もう一回来日公演すりゃぁいいのに…)。
おおむね、色々なトコロでポジティヴな評価をされているので、ファンとしてはぜひとも聴いてみたく、とりあえず買ってみた。
ポジティヴな評価が多い中(実際、Grammyの "Best Jazz Instrumental Album, Individual or Group" にもノミネートされてたりするし)、あえて今回は辛口なコメントを残してみる…。
何よりも目立ったのが、彼の音。「えっ、こんな感じの音だったっけ?」というのが率直な感想。嗚呼、何だか音にパワーが無くなってしまっているような感じが…。
昔の、聴くだけでカタルシスを覚えるような、あの太くて "ゴリゴリっ" としたパワフルな音の面影がまるで無いような気がする。
開きが大き目のマウスピースに、薄~いリードを当てて、とりあえず音量だけは出るような(でも、音自体はやせちゃうけど)セッティングで、無理して吹いているような、そんな音。なんか、聴いてて耳に(悪い意味で)キツく突き刺さっちゃうような、そんな感じ。
あと、テーマやソロのフレーズにもちょっとがっかり…。てゆーか、Sonny Rollinsって、こんなに "たどたどしく歌う" ような吹き方したっけか?
そんなこんなで、ちょっと失望…。
高校生の頃、初めて名作 "Saxophone Colossus" を聴いた時のような、あの興奮は、少なくとも、このアルバムには無いなぁ…。
まぁ、それはそれでしょうがないのか。これは、"アルバムが出ているコト自体がすごい" というような評価をしなくちゃいけないのかなぁ…。
嗚呼、Sonny, please...
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