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2004/11/06

変化の中の時間軸

ここ数年、友人・知人によく言われる。

"お前の変化は激しすぎる" と。

確かに自分の胸に手を当てて考えると、そんな気がする。
たとえば仕事。

"これまでのキャリアは?" と訊かれて、簡単に説明するとすれば、

"元ミュージシャンで、その後IT企業やコンサルティングファームを4社移り、現在アウトドア系メーカーでインターネットマーケティングやってます" と答えるのが一番シンプル。
ただ、コレは大学を卒業してから6年の間に全て起こっているコト。

居住地。
東京(高島平)→東京(上板橋)→ジャカルタ→東京(上板橋)→ワシントンD.C.→NY→東京(上板橋)→東京(西荻窪)→東京(森下)→東京(雪谷)→東京(豊洲)
出たり入ったり、引っ越すこと10回。30年の間に3カ国4都市に住んできた。
平均滞在期間は3年というスパンで、常に動いている。
ここ3年間は、1年に1回引っ越している。

仕事も住所も、携帯電話の番号よりも頻繁に変わってしまうため、大抵友人・知人からの連絡は、メールではなく携帯電話(笑)。
一番変わっていないから。

これだけ常に変化の中に身を置いていると、場所が変わろうが、周りの人が変わろうが、ソレはいたって自然なコトとして受け止められる自分がいる。
もちろん、数々の出会いと同時に数々の別れというものもある。望まざる別れだってある。
でも、自分は、今まで出会いと別れの繰り返しで育ってきているので、すぐに受け入れるコトが多い。

コレまでも、老若男女様々な人たちが、私の周りを去来している。
ヤクザになったヤツもいれば、私立探偵やってるヤツもいる。傭兵として海外で戦乱に身を投じるヤツもいれば、ミュージシャンとして大成したヤツもいる。社長もいれば、博士もいる。他界した(元)恋人もいれば、事故死した親友もいる。愛した女性も(数多く)いれば、愛してくれた女性も(それなりに)いるし、ついでに愛してくれた男性もいる(大変困ったコトに…)。

いっとき出会い、そして世界中、あるいは "あの世" へ散らばっていく…。自分も、その散らばっていく中のひとりであり、誰かの人生の出会いや別れに関与しているわけである。

さて、その "変化" だが、自身も全く予期しないタイミングで突然訪れる。自分の中で、突然意識や思想が変わってしまったりするコトが理由だったり、あるいは突然周りを取り巻く環境が変わることが理由だったり…。まるで聴いたコトの無い音と、その音圧に吹っ飛ばされそうになる瞬間がある。いずれにせよ、その変化の渦中にいる間、1年=365日、1日=24時間、1時間=60分、1分=60秒という基本原則を、まるで無視した時間の流れが、私自身をグルグルと振り回す。1日が、まるで1ヶ月くらいあるのでは、というほど長く感じられる。その一方で一週間が、瞬きをした間に通り過ぎるような錯覚を覚えるコトもしばしば。全てが止まって見えるときもあるし、周りの動きに自分だけが止まったままついていけない、と感じることもある。
しかし、そんな乱れた…、というより狂いに狂った時間軸の中で、自分自身のアタマは、猛然と回転しながら、何かの結論を見出そうとしている。そして昨日と今日で、何もかもが変わっていても、実に落ち着いている自分がいる。
とはいえ、そんな時間軸に対して自然でいられるのは、自分自身だけであり、周りにいる人間にとっては、たまったモンじゃない。確かに…、そうだ。

ソレを、 "ハンマー投げ" にたとえた人がいた。
どうやら私は室伏らしい…。
曰く、"気がついたらハンマーになって" いて、"グルグル回されて" いて、"回転に慣れようと頑張って" いたら、"突然予想外のタイミング""あっけなく空中に放たれ" ていて、"心の準備ができていなかった" 状態で、"空を舞いながら戸惑っ" てしまうと。

で、室伏(ココでは、私)は "イイ結果が出せたようで満足気に笑顔で去っていって" しまうと。
で、"イイ結果のお祝いに祝賀会へ行って" しまうと…。

・ ・ ・ ・ ・ ・ 嗚呼…、また一人振り回してしまったようだ…。切腹。

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